ランニングにおける骨格の働きと動きについて

骨盤・脊柱・肩甲骨

マラソンやランニング、走るという動作において筋肉が働き関節に動きが生まれます。しかし、その動きが安定し動作に無駄なく効率的に伝わっていく為には、幹となりうる骨格の役割が重要です。マラソンをする上での要となる3か所の役割について考えてみましょう。

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ランニング効率を最大限に発揮する!

  • 1⃣骨盤

    ランニングでは着地の際に体重の3倍もの負荷がかかると言われています。ただ、その衝撃をあまり上半身で感じることはありません。そして、下半身だけでその衝撃をマラソンのような長距離・長時間受け続けるとすぐに身体が故障してしまいます。骨盤には足が受ける衝撃を吸収してくれるサスペンションのような働きがあります。

    もし、この骨盤の可動性が低下し硬くなってしまうと着地の衝撃が吸収しきれず下半身にある筋肉を使ってその負荷を受け止めるようになってしまいます。

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  • 骨盤を基点にした股関節・体幹の運動連鎖

    股関節はその形状から自由度が高い反面不安定な要素を持っています。マラソンのような動作では下肢を安定させる必要があります。地面からの反発力をしっかりと骨盤で受け止めることにより大腿骨が骨盤に押し込まれ安定したポジションでランニング動作を続けることが可能です。

    また、骨盤は体幹とも密接に関わっており体幹(腰椎・仙骨)の柔軟性が低下することで、骨盤の可動性にも大きな阻害となってしまいます。骨盤が動かないと衝撃吸収がうまく働かず、その衝撃は下肢で受け止めてしまうことになります。また、上半身と下半身を繋ぐ大腰筋も働かず大腿四頭筋の力を使って足を出そうとするため、結果として大きな力が必要になるのに中々前に進んでいかない状況になり、マラソンのダメージや疲労の蓄積が早まってしまいます。

    骨盤は上半身と下半身を繋ぐ重要な役割を果たしています。走るときに骨盤を意識するというより、下肢から上肢に繋がる運動連鎖の中で骨盤のポジションを意識していくことが重要です。

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  • 2⃣脊椎

    脊椎はランニングをする際の上肢の動きの基点となる重要な役割があります。

    また、脊椎は生理的弯曲といって元々地面からの衝撃を和らげてくれるような弯曲をもっています。仮に、この脊椎につく脊柱起立筋群が硬くなってしまうとランニングをする際の適した姿勢を維持するためにエネルギーが必要となりますし、力が入った状態では本来の脊椎のバネの役割も半減してしまいます。

    また、脊椎は肋骨を介して横隔膜・呼吸筋にも関与しています。マラソンのような有酸素運動においては呼吸運動の容易さはパフォーマンス維持に直結します。脊椎のコンディショニングと、ランニング動作時に脊椎に力みが入らないようにする呼吸コントロールが重要です。

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  • 3⃣肩甲骨

    肩甲骨の役割といえばランニング動作時の腕振りだと想像できると思います。ここで重要なのは、肩甲骨のポジションです。よく、肩こりや腰痛など身体の痛みに悩んでいる方は猫背のような肩甲骨が前方にいく姿勢を取りがちです。それをなんとか後ろに引いて胸を張れるように治療をするわけですが、走る際の腕振り動作においてはこのような胸を張った姿勢では腕を振ることに制限がかかってしまいます。理想はゼロ・ポジションと言われ、肩をグッと上に持ち上げそのまま後ろに引き、自然に力を抜いて肩を落とした状態が腕も振りやすく肩甲骨も動きやすい状態といえます。

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  • 肩甲骨は浮遊骨

    肩甲骨は唯一鎖骨を介して胸骨と繋がり体幹や上肢の動きと連動していきます。肩甲骨の動きが悪い方は胸鎖関節の可動性が低下している場合が多く、それにより肩甲骨が動かず、上肢への運動制限や呼吸状態にも影響してきます。

    肩甲骨単体の動きをみるのではなく上腕骨や鎖骨の動き、ひいては下半身などの運動との連動も含めながらみていくことが重要です。

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ランニングにおける骨格の働き

それぞれの役割と機能低下による弊害

  • Point 01

    骨盤

    サスペンションの役割。

    ランニングの着地時に骨盤で大腿骨を押し込み安定させる。

    体幹の柔軟性が低下すると股関節に荷重が乗らず膝の力を使って走ろうとする。結果、運動効率が低下しケガのリスクも高まる。

  • Point 02

    脊椎

    ランニング中における上肢操作の基点。

    脊柱起立筋群が硬くなることで、生理的弯曲によるバネの役割が低下。

    横隔膜や呼吸筋の活動が低下することで心肺機能にも影響、疲れやすくなる。

  • Point 03

    肩甲骨

    マラソンなど長時間動き続けるときには腕振りによる推進力が必要であり、その中核を担う。

    胸骨や鎖骨の動きが肩甲骨の動きに影響する。

    上半身だけでなく下半身の動きとの連動についても注意深く観察していく。

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備考 慢性的な身体の痛み改善を目的としたフィジカルコンディショニングと、ストレスの緩和・自律神経の乱れからくる様々な不調改善を目的としたメンタルコンディショニングを行っています。

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